最新刊&最終巻★銀のスプーン17巻【感想&ネタバレ】
読むと温かな気持ちになる大好きなマンガが終わってしまった…ショック。
早川家のみんなと、それを取り巻く人達の物語。
大好きすぎて、この文書いてるだけで、涙が出るよ~笑
銀のスプーン17巻(最終巻)です。
好きすぎて、感想書くのが辛い…
だって終わっちゃったってことに向き合わないとならないんだもの。
でも、うじうじしてないで感想行ってみましょ~
感想&ネタバレ
ひとりひとりにそれぞれの暮らしがある。
ひとりひとりにそれぞれの背景がある。
ひとりひとりにそれぞれ思いや考えがある。
それが絡み合って社会が成り立っている。
そして生きるということは食べるということとつながっている。
この漫画を読むと、柄にもなくそんなことを考えます。
律と夕子ちゃん、ちゃんと会えてよかった。
夢オチには笑ったけれど。笑
この2人はお互いを理解して高めあえる2人だなぁって、見てると穏やかな気持ちになる。
恋愛に限らず「相手の大切なものを大切にできるか」って関係をつくっていくうえでとても大切だと思うんだけど(それができなくて失敗したこともあったなぁ…遠い目。笑)律と夕子ちゃんは相手の夢を大切にしていて、お互いに認め合っているところが素敵だなぁと思う。
この巻ではないけれど、小沢先生は子どもの学校生活を書くのが本当にうまいなぁと思う。
それは特に奏が中高生になってからのエピソードで感じる。
うまく言えないけど、小沢先生の書くマンガには、あの頃の空気がつまっていると思う。
女子のグループとか、男子との距離とか、「まだまだガキだし」って思ってた男の子の大人な一面を知るとか、学校のこと親にうまく話せないとか、そういうの、あったなぁって。
あと、みゆちゃんと奏の関わりが好きです。
斉木と優も好き。奏関係ないけど。笑
最後には昔は「アイドルになりたい」と言ってた奏が無事保育園への就職を決めたんだけど、ルカも言うように、向いてると思う。
彼とも続いているようで、よかった。
調は最後にちらっと出てきただけだから、寂しい。
ヒゲ生やしててびっくりしちゃったよ。
彼女とどうなったのかな…?
続いていたらいいなぁと、思います。
ラストはみんなが集まって、文句なしのハッピーエンド。
律が最後まで主役らしくないところとか笑、このマンガらしくてとてもいいなぁ。
まだまだ続きが気になるし、終わってほしくはないな。
物語はここで終わってしまうけれど、それぞれが泣いたり笑ったり、いろんな気持ちを抱えながらも前を向いて生きていくんだろうな、これからもきっとそうやって続いていくんだろうな、と思います。