わが家の本棚。

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最新刊&最終巻★あなたのことはそれほど(6巻)【感想&ネタバレ】

 昨日はいい夫婦の日でしたが、夫は飲み会だったので、私は一人で不倫マンガを。笑

あなたのことはそれほどの最終巻が出ました。

 

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2巻が出たくらいから読んでたんだけど、ついに終わってしまった~。

 さみしいよ~

 

感想&ネタバレ

不倫マンガなんだけど、不倫が題材というよりはそれをきっかけに動いていく人間模様といった感じのマンガだなぁって思ってて。

作者が「そもそも不倫をテーマにしたかったわけではなくて こういう状況で動く人たちを描いてみたかっただけだったのでした」て、あとがきで書いてて納得。

 

離婚することになった三都たちと、やり直すことになった光軌たち。

なんとなくこういう風に終わるんだろうなぁとは思っていたけれど、そこまでの心情の変化とか、関係の変化とか、追っていくのが面白かった(決して愉快な内容ではないけれど)。

 

涼太と別れることを決めた三都と、麗華と別れたくない光軌。

そういえばこの巻ではこの2人は一度も直接話をしない。

同じ画面に出てくるのは最後にすれ違うシーンだけかも。

(まだちゃんと読み込んでないのであやふや)

 

4人の関係とか、やりとりとか、それに伴う周りの動きとか、そういうのを観察してる気分になるマンガでした。

 

 

麗華は光軌を受け入れることにしたけれど、それを見ていて最近の不倫ニュースをいくつか思い出した。

不倫ニュースが出るとネットやニュースで叩かれまくりだけど、どんなに周りがいろいろ言ったって結局は当事者二人の問題だから、どんな結果であろうと二人が納得してるならいいよね。

(まぁ芸能人はイメージとかスポンサーの問題とかあるんだろうけどさ)

(当事者二人…て言っても子供がいるとまた違うのかもしれないけどさ)

 

麗華が光軌を受け入れたことについてえーーーって思う人もいるかもしれないし、ひょっとしたら麗華自身が一番えーーーーーーって思ってるかもしれないけど、そうやって二人で決めたんだもんね。

まぁ二人の問題と思いつつも、光軌が全然痛い目にあってないのはちょっとイラっとするけどさ。笑

 

 

マンガとか小説とか、割と登場人物に感情移入して読んでしまう方なんだけど、この本に関しては全くだったなぁ。

4人に全然共感できなかった(共感した人をあげるとしたら、香子さんかな)。

光軌…はこの中だと普通というか、よくいる感じだと思うんだけど、三都と涼太と麗華についてはなにか違和感が。

 

この違和感が何かはよくわからないから、もう一度最初から読み返してみようと思います。

 

 

当たり前だと思ってる普段の生活も、ちょっとした出来事(このマンガだと2人の再開)で簡単に別の方向へ流れていってしまうんだなぁって、ちょっと怖くなったり。

これを読むと、自分は不倫なんてするつもりないし、夫もないだろうって今は思ってるけど、 絶対なんてないし、どうなるかもわからないよな~って感じてしまいます。

 

そういえばドラマとはラストが違ったね。

(ドラマ最終話しか見てないけどw)